生産支援体制 品質管理体制 プラスチック成形の品質管理 プラスチック成形における品質管理は、高い技術が必要になります。成形品のなかには、精密機器や医療機器として扱われるものもあり、不良品を出すわけにはいきません。 そもそも品質がしっかりしていない商品を出すことは、会社の信頼を失うといっても過言ではありません。 そのため、弊社ではプラスチック成形の品質管理を他社よりもシビアに行っています。 実機検査 検査治具を使用し、実際に操作される状態の確認を行い、正常に機能しているかを確認します。 外観検査 経験豊富な社員が、機械だけでは見つけられない細かな不備など、目視で確認します。 センサー付治具による検査 成形や組み立て時に、不良品を発見したらセンサーが反応するシステムです。成形効率を妨げることなく、不良品の流出を防止してくれます。 三次元測定(*1) 三次元測定という精度の高い測定器を使用し、寸法の管理をハイレベルな技術で確認します。 小物精密画像測定(*2) 人間の目では見逃してしまう類似品や、異物の混入を阻止します。小さな部品などの欠陥や、欠品なども発見してくれる優れものです。 ここで紹介した検査項目以外にも、製品に応じて品質管理検査を行っております。 (*1)三次元測定とは、部品の形状を立体的に分析し、測定を行う方法のことです。測定点を座標(x,y,z)とし、測定した情報を記録し、記録した座標情報を組み合わせ、二次元または三次元幾何学要素を作成する仕組みです。 据置型、ポータブルタイプ、門型、接触型、非接触型、レーザートラッカー、レイアウトマシンなど、さまざまな種類があり、測定の幅が大きく広がっています。 (*2)小物精密画像測定とは、投影機のように画像を用いて測定を行うことです。非接触型の装置であり、CNC制御によって高度な制度の測定が可能です。 コンピュータ数値制御(画像処理技術)に基づいて自動測定を行っているため、高速で高精度な測定を行うことが出来きます。